やりこみゲーマーならローグライク好きでしょみたいな所あるから
※ネタバレ注意
司教との戦いにより己の肉体を壺へと封印されてしまった古の魔女ツェヘナ。
壺へと封印されてしまったツェヘナだったが、商人ギルドの長により一時的に仮の肉体を与えられる。
ツェヘナが封印された壺「イニクィタティスの器」から解放するべく、戦いの中へ身を投じていく物語。
壺へと封印されてしまった魔女ツェヘナが主人公のローグライク作品です。
世界観的には中々に気になるお話ですが、決して多くは語られないそんな物語。
壺を欲している商人ギルドの壺王、そして肉体を取り戻したいツェヘナが共に協力しあいダンジョンを攻略していきます。
作品としてはかなりよく出来たローグライクゲーム。
ダンジョンへと潜り、アイテムを回収しながら敵を倒し、階層を奥へと進んでいきます。
ダンジョン自体は中間地点がいくつか用意されており、全45階層のダンジョンを攻略していく。
ローグライクゲームで言うと色々ありますがタイプとしてはチョコボの不思議なダンジョン系。
拠点に戻るとレベルが下がる風来のシレンとは別の、拠点へと戻ってもレベルはそのままのタイプですね。
なのでタイプとしてはレベルを上げて強くなる、RPGの色が濃いローグライク。
例えダンジョン内で死亡してしまってもレベルは引き継がれた状態なので強化をメインに鍛え上げていきます。
ダンジョン内での行動としては基本的なローグライクのまま。
ローグライク作品を遊んだことがある人ならとっつきやすく、一度遊んでみれば基本操作は手に馴染みやすいかと。
基本ツェヘナは喋りませんが道中ではちょっとしたキャラクターの登場もあったり、軽いモンスターハウスも。
アイテムの種類としては未鑑定のモノもダンジョン内には多く配置されており分類としては全6種類。
回復系などの草、ポーション、呪文を発動出来る魔術書、特殊な効果を及ぼす壺、装備系の指輪、矢。
シレンで言う使いやすい杖が存在せず、魔術書で一緒くたにされてますので便利な魔術書は持っておいた方が良いですね。
アイテム欄は全部で20枠で、保存の壺は存在していませんが魔術書には1枠+出来る魔術書なんてのも存在しています。
枠は結構カツカツですがキツかったら一度戻るのを前提に作られていますので何度も拠点を行き来するのが基本。
少し特殊な要素を説明すると、武器に関しては固定装備が3つ用意されています。
近接攻撃の剣、魔法を初期から使える杖、矢を装填する事で遠距離攻撃可能の弓。
基本の攻撃はこの3つから選択する事になります。
そして装備には武器の他に2つ自由枠として装備可能な指輪が存在しています。
この指輪が本作は重要で、指輪にはランダムに「特性」が付与されています。
特性はその指輪自身に効果が付与されている◇特性、効果を引き継げる◆特性の2つ。
◆特性は装備合成する事でまた違う指輪に付与が出来るので、良い特性を見つけたらどんどん強力な指輪に合成していく形。
効果の付与は上から上書き保存なので少し扱いづらいですが深層へと進むと枠の増えた指輪も出現していきます。
特性の効果としてもやはり有効な状態異常耐性、レアモノとして2回攻撃特性なども用意されている。
特性の種類も大体20～30ぐらいはあるので種類の幅も広いですね。
また特性でスキルも使用可能ですが、スキルを使用すると右上のSync値が増えてしまいます。
使用出来るスキルはかなり強力ではあるんですが、
Sync値が増えてしまうと元の肉体が壺に犯され仮の肉体にも影響を及ぼします。
大体70%を超えると右上で本体が壺に犯され、HPの下のゲージが増え、MAXまで貯まると絶頂状態になってしまったりも。
食料などの概念がない分このSync値が用意され、スキルの使用は一長一短。
そうしてSync値が増えたり、睡眠中などではモンスターに犯されてしまいます。
モンスターの種類は全部で31体。
敵はすべて異種姦系魔物なのでオーク系からスライム系、触手など様々。
犯されてしまっても即敗北って訳ではないのでSync値を溜めてると結構ダンジョン中でもエロは見られますね。
また右側のような罠にもエロ要素もあって結構ダンジョン中は油断ならない。
ドットアニメのパターンが14種なので同じ責めもありますが、
この淫靡な空間での本体の壺犯されから仮の肉体もバコバコ犯されてる様子は悪くない。
SEがエロSEっぽくないのが残念ではありますがローグライクとエロの組み合わせはしっかりどちらも楽しめる作り。
▼図鑑
クリア時間は大体5時間程度。
準備を整えて挑んだラスボス戦が楽勝だったのでざくざく進んでる人ならもう少し早めにクリア出来るかな。
ローグライクとしては非常に良く出来ており、ローグライク好きな人には十分楽しめる出来。
シレン系のような何も持たずに1から攻略するタイプって訳ではないですが、
その分レベルを上げて装備を鍛えて自身もしっかり強くして攻略するタイプの作品としてはよく出来ていたと思う。
アイテム整理ボタンがなかったり、矢の使いづらさだったり、回想も図鑑の右上でしか見れなかったり、
ちょっとした不満点はあるもののローグライクとしての楽しみとしては奪われておらず個人的には熱中して遊べました。
この特性強いな！とか思いながら装備を強化するタイプのローグライクとしては熱中度も高かったですね。
エロはやはりSEのショボさだったりはあるものの、
見ようと思えばスキルを使いまくってSync値を上げれば見れるのでこういったドットエロが好みなら。
またSync値を高めた状態でのタイトル画面ではちょっとした変化もしてあの本体の壺エロもちゃんと見れたり。
やはりどちらかと言えばゲーム性の濃さがポイントですのでローグライク好きは一度遊んでみてほしいですね。
● イニクィタティスの器 攻略知識
ゲーム部分ではちょっと説明不足な部分もあったので少し攻略部分を置いておきます。
道中は武器の数値をとにかく上げてレベルを上げれば楽になるので、
まぁ基本はRPGの感覚で拠点との行き来をして強化すれば段々楽に進められるかと思います。
途中のセーブできる場所ではあれこれヤバくね？っていうバグもありはしましたが、
致命的なバグなども特に見受けられなかったので安心して遊べると思う。
※追記：途中セーブや周回バグは修正されました
シナリオとしてはなんとなく謎を含んだお話でしたが一応最後にはツェヘラは良き良き？
クリア後には強くてニューゲームも用意されていますが現状ちょっとおかしい挙動だったのでこれは修正待ちかな。
思ったより熱中出来ましたしちょっと気になる世界観だったのでまた今後の展開もあるといいですね！
▼DLサイト(18禁)
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でもまぁエロさも必要だと思うけど、やっぱりストーリーとか世界観が気になる物だと楽しいね。