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ゆったりやるでよ
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うちではお久しぶりとなる商業ブランド「ナインテイル」の最新作が先日発売されました!
ナインテイルといえば同ブランドのVBゲーがお馴染みですが、今回は触手ではない王道RPGモノ。
前作のギアドラから約4年程経っているので馴染みのない方も多いかと思いますが実は触手じゃないのもあるのです。
主人公は学園の一人として学び、えっちし、世界を救っていく王道RPGでございます。

そしてこの作品ですが実は今回2回も延期が行われました。
当初は11月発売だったのが1月に延び、更に延期し今の時期に発売。
正直延期自体いつもの事なので気にはしなかったんですが今回は見通しが色々酷かったナインテイルさん。
この間の期間だけでもVBFインターナショナルの発売、ORBITなるブラウザゲーの発表、と企画が盛りだくさん。
そりゃ開発進まんだろってぐらい立て続けに企画が続き後回しにされ続けた今作創神のアルスマグナ。

こういった事があると正直期待感が薄まり予約取り消した方も多いかと思います。
って事でどんな感じになっているのか、プレイ記と共に新作のお話を追っていきます。

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今作は舞台「カリオストロ学院」に入学する所から物語が始まります。
この世界は塵灰(ダスト)と呼ばれる物質がキーとなっている世界で、
この物質に触れてしまうとあらゆるモノを塵に還してしまうという恐ろしい現象。
突如出現したダストに人々は恐怖し、ダストを研究する機関として設立されたのがカリオストロ学院。
主人公はその志を胸に錬金術師として歩んでいく、そんなストーリーの流れになりますね。

基本的なストーリーとしては学園モノRPGで登場するヒロイン達と共に協力し困難に立ち向かっていく。
まぁこの辺はオーソドックスな流れにはなるんですがやはりそこはナインテイル、大きな分岐が用意されています。
その一つがVBでもお馴染み、ロウルートorカオスルートの分岐。

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魔物がダストを取り込んでしまうと「灰魔」として生まれ変わり理性のない存在へと変貌を遂げてしまいます。
しかし灰魔の中にも知性を持つ者も存在しており、その一人の大きな存在が「灰かぶりの姫」。

主人公はあるきっかけを元に賢者の石を体内に宿しておりダストに唯一対抗出来る存在(主人公補正)。
そんな存在な事もあって灰かぶりの姫に魅入られ、種を植え付けられる主人公。
種を植え付けられた主人公は段々と理性を失い、遂には仲間に対しても・・・
果たして主人公は理性を保ち仲間と共に世界を救う事が出来るのか、それとも堕ちてしまうのか。

今作は人類と相反する敵が明確に存在しているので王道らしく善悪の区別はわかりやすい。
敵として存在する灰かぶりの姫さんも妖艶な空気を醸し出しており登場からひじょーに魅力的。
初めの頃はロウルートで進もっかなーといつも思いながらもやっぱりこの悪側の魅力もこの作品ならではですね。
一応学院側にもいくつかの派閥もあるのでこの辺はロウルートで色々いざこざがありそう。

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さて今作のストーリーの流れを軽く紹介した所でメインとなるRPG要素。
ゲーム部分では拠点画面からステージを選択→シナリオ展開→ダンジョン攻略→ボス戦といった流れ。
この辺はVBシリーズを遊んできた方なら割と最近ではお馴染みでステージに入るとダンジョンパートへと切り替わる形ですね。

ダンジョン部分ではマス目を踏んでボスマスへと進んでいくような作り。
サイコロ型のダンジョンMAPとなっており基本ボスマスを目的地としひたすらにイベントマスを踏んでいく感じ。
大きなダンジョンを自由に進んでいく訳ではなく固定された道をただ先に進んでいくのでやや単調な作りではあるかな。
ただ単調ではあるもののダンジョンRPG的な硬派なのが好みであればそこまで気にはならない気もする。
主人公がSDじゃなく青ポーンなのは適当すぎるけど!

戦闘ではターン制バトルで行われます。
パーティメンバーは最大5人、全滅すると控えのメンバーが出てくるので結構パーティ人数は大御所になりそう感。
戦闘に関してはスキルが今作では大きな要素の一つとなっており、スキルは武器毎に設定がされています。
例えば火属性の武器を装備したら火属性ばかりのスキルが設定されており、防御型の武器なら防御スキルが使えたり。
キャラ毎に多くの選択肢が用意されていてどの武器を選択するかってのが今作では重要になってきます。

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武器は拠点で作成が可能で、作る毎に新たな武器の選択肢がまた広がっていく。
ランクが設定されていますが時には低ランクの武器の方がボスには有効だったりするのでとにかく武器を作る事が重要。

そしてもう一つが創神と呼ばわれるいわゆるバフ効果を持つ魔物をキャラ毎に設定が可能です。
戦闘後には低確率で魔物がドロップし、その魔物をキャラクターに装備が出来る。
創神には効果があり、装備すると状態異常に耐性を持てたり序盤では特にありがたい自然治癒を上げたりできる。
序盤はステータス上昇効果は低いですが強い魔物になるとステータスバフの効果も大きくなる模様。

基本的なゲーム部分はVBシリーズとは違いRPG要素はやはり強いです。
ダンジョン部分はSLGっぽさはありますが実際強化部分に重きを置いたシステム。
メインストーリーでは戦闘の箇所が最低限しか用意はされておらず、多分ホトンドの方がある時点で敗北を見ます。
そうなってくるとフリーマップでレベルを上げたり創神を集めたり素材を集める必要があり、ある程度の作業を強いられる。

メインストーリー一本での攻略が今作は結構キツイ印象で、バランス的にはボス戦に苦戦を強いられがち。
というか序盤で確実に苦戦するだろうコイツだけが強すぎ問題
フリーマップなしの状態では盾を貼っても全体攻撃ワンパンされたので攻撃力の高さは今までの比じゃなかったですね。
これ以降のボス戦は今の所全く苦戦はしていないので時にめちゃくちゃ強いボスが登場するバランスなのかも。

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エロシーンに関しては主人公のケガレを払うためにヒロイン達と関係を結んでいきます。
賢者の石の力によって唯一ダストに対抗出来、そのダストを吸い込むことでケガレが溜まりヒロインに発散してもらう。
ヒロイン側もあの子にしたのなら私も手伝うって流れが基本なのでまさにハーレム状態。

ヒロインはロリっ子従者エンリ、正統派ヒロインのセレスアリア、
実験と称していちいち搾ってくるソニア先生、などなどタイプは様々。
キャラクターに関しては公式サイトの方でどんなキャラが居るのか確認してみると良いですね。

また今作には敗北エロも用意されています。
陵辱シーンもそれなりに揃ってそうで、また「このオンナをケガシたい」
なんて悪の目覚めの描写も見えてきてるので多分カオスルートになると陵辱が増えそう。
今の所初周はカオスルートに入りそうなので割合どうだったかはまたクリアした後で。

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そんな感じで現在第4章。
ストーリーは灰かぶりの姫さん登場からガッツリ悪要素が見えこれからの展開は単純に楽しみ。
ロウルートではどう足掻いていくのか、カオスルートではどれだけ主人公は穢れてしまうのか。
序盤からある人物の早すぎる離脱もあって目まぐるしく話は動いていってますね。

今作は拠点でのUIが悪すぎてパッと見色々見づらかったりしますがストーリーや戦闘は割と楽しい。
強すぎたアイツもあの苦戦があったからこそ耐え抜いて倒した時はやったったぞ!感は正直あった。
フリーマップでのレベル上げや創神集め等、割とハクスラ寄りではあるので、
地道にパーティを強くするのに興味がある方なら合うゲームなのかなと思います。
欲を言えば戦闘スピードをもう少し上げて欲しいっすねぇ!

レアな創神を手にした時の喜び、武器をいっぱい作ってボスに合わせた武器設定、
これから難易度が上がってくるとまた試行錯誤も必要になりそうなんでこいつぁ硬派なゲームになりそうやで・・・
同人ゲームを遊んでいると実際商業ゲームは値が張るので遊んでる方も少ないかと思いますが、
まぁ間に他ゲーを嗜みながら気ままにゆったり攻略していくよ!

▼DLサイト(18禁)

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