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ヒロインのキャラクター性、一人の男により次第に染められていく堕ち要素、全てが噛み合った良作

※ネタバレ注意
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魔術に秀でた一族の生まれである主人公マジェタノ。
唯一信頼出来る親友「セロ」と共に禁書が眠ると言われるガルデスタへと向かった一行であったが、
そこで大きな出来事が発生してしまう。
大きな危機に瀕してしまったセロとマジェタノ。
きっかけ一つで全ての運命を狂わされる一人の少女の物語。

膨大な魔力を所持した魔術師「マジェタノ」が主人公のRPG作品です。
寝取られがメインの本作で、主人公マジェタノはあるきっかけでとある男と関係を結ぶ事になってしまいます。
想い人が居るマジェタノがきっかけ一つで相手の術中にハメられ、次第にその男により染められていく作品。

間男による開発堕ち、がエロシーンではメインとなる本作ですがその内容には非常に特化したゲーム。
エロシーンでは合計54種類のシーンが用意され、またその内容一つ一つがとにかく濃い。
マジェタノの次第に変化していく様子、その心理描写も見所でテキストの量も膨大。
オープニング後からはエロシーンから全てが繋がるゲームでガッツリエロ満載に楽しめる作品です。

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まずはじめにカルデスタのクレバス攻略から物語が始まります。
魔術師ギルドに依頼された遺跡の調査として相方のセロと共にダンジョンを攻略していきます。
オープニングが少々長めとなっていますがその後の展開には重要な要素の一つなのでじっくり見ていきましょう。

地下攻略の際にはモンスターを蹴散らし下層へと進んでいく形になりますが戦闘は簡略的。
マジェタノの能力が強すぎるゆえに敵キャラは触れれば一撃、攻撃する際にMPを消費しますが膨大な魔力を所持しています。
ダンジョン攻略はサクサクと進行が可能となっているので下層へとずんずん進みましょう。

また下層へと進んでいくさなか、マジェタノとセロとの関係性も徐々に明かされていきます。
どうやって知り合ったのか、共に惹かれ合う要因はなんだったのか、事細かに語られていく。
NTR作品では主人公がパートナーをどれだけ想っていたのかは重要なファクターの一つとなるのでこの辺も非常に丁寧。
「本音を語り合える親友」になるまでの過程も実際見ていくと納得の関係性。

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しかしクレバス攻略中事件が発生してしまいます。
セロは攻略中身体の不調を訴え、次第に身体が蝕まれ「クベルの首枷病」という病に感染してしまいます。
運良く通りかかった冒険者により難なく一命を取り戻すが、その後は一向に目を醒ます事はなく眠りについてしまう。

セロを失ったマジェタノであったが、禁書回収は成さなければならない目的で以降は一人での調査が始まる。
その後も攻略は順調に進んでいきますが、道中一人の男と出会ってしまいます。
その男は市長の息子である「バズリア」。
冒険者に依頼され遺跡へと向かったバズリアは冒険者とはぐれてしまいマジェタノに同行する事になります。

新たな「お荷物」を抱えながらも順調に攻略を進めたマジェタノは遂に最下層へと辿り着きます。
そこは膨大な禁書が眠る図書館で、広めるべきではないと判断したマジェタノはこの図書館に一時的な封印を施します。
そんな封印を施している中、暇を持て余したバズリアはある一つの禁書に魅入られてしまう。
ふとしたきっかけで禁書を手にしたバズリア、この禁書の力により大きく二人の関係が変わっていく。

と、めちゃくちゃ簡単なあらすじ紹介となりましたが、
バズリアが手にした「禁書」によりマジェタノとの関係が大きく変わっていくことになります。
パートナーを失い一人となってしまったマジェタノ、そして一番危険な奴の元に禁書が渡ってしまった事実。
ここからが本当の物語の始まり。

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まずここからの本編の目的としては「図書館の封印を定期的に施す」事が第一。
禁書を人々の手に渡らない為に6日に1度封印を施す必要があり、定期的に遺跡へと向かう事になります。
ストーリーは一人で遺跡へと向かうと物語が進行し、合計6回到達する事でエンディングへと進みます。

しかし禁書を手にしたバズリアによりマジェタノは術中にハメられ「魔力を封印」されてしまいます。
また楽しむ目的としてマジェタノには複数の制限を与えられてしまいます。

バズリアがマジェタノに与える禁書の効果は以下。
・性交により魔力が取り戻せる
・バズリアに対して魔法が使えない
・共に攻略する際には一時的に魔力を与えられ魔力を消費しなくても攻略が可能(助けを求める際にはおねだりが必要)
・クレバスに侵入すると急激に肉欲を促進する

魔力を封印されてしまったマジェタノなのでここから始まるのはまさにバズリアの独壇場。
これ以降は魔力も一桁から始まるので必然的にバズリアとの性交が必要不可欠となります。
無謀にも魔力がない状態で遺跡へと向かった時にはすぐさま魔力が底をつき攻略なんて出来るはずもない。
「性交により魔力が取り戻せる」がなによりも一番重要なポイントとなる。

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そして始まっていくバズリアとの性交。
必然的にバズリアと身体を重ねる必要があるので始まるのはバズリアの一方的な押し付け。
しかし魔力を取り戻さなければならない状況なので嫌でも身体を重ねていく事になります。

シチュエーションは主にバズリアによる快楽を覚えさせる行為になりますが何よりも良いのがマジェタノの心の描写。
マジェタノは何度も何度もバズリアとの行為を行う事になりますが、心の中の心境も少しずつ少しずつ変化していきます。
このマジェタノの心境の変化が非常に丁寧に描かれていく内容となっており堕ちの描写がとにかく濃い。

与えられていく行為に対し、行為中では激しく乱してしまう姿を晒してしまっても終えた後にはその姿を後悔する描写
段々と自身の欲が開放され相手の言葉に対して興奮を覚え始めてしまう姿。
行為中、また行為を終えた後の心境の変化を一つ一つのシーンで描かれているので見応えがめちゃくちゃある。
自身で納得してしまう姿へと変化していくそのマジェタノの心境の変化は本当に見事な出来。

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何度も繰り返す事で快楽に抗えなくなっていき、次第に堕ちていく内容は納得の出来。
始めは陵辱からの一方的な押し付けだった行為も、マジェタノの心境の変化により純愛へと変化していく。
この丁寧な堕ちの描写は本当に見事な内容で、堕ちていく変化、そしてその後の自身で甘えるまで堕ちていく姿は最高に抜ける。

バズリア宅での行為の他にも6日以内に一人で遺跡攻略が出来ない場合はバズリアとの同行イベントも発生していきます。
その日に絶対遺跡の最下層へと辿り着かなければならないのでバズリアに「おねだり」をして同行してもらい、
またダンジョン内では肉欲も上昇してしまうのでダンジョン内でも行為を行っていく。
冒険者達が集うダンジョンなので時には他の目に付く事もあり次第にマジェタノに対しての街の評価も変化する。

150もの数が用意されている消せない記憶の要素も見所で、マジェタノの次第に変わりゆく姿は詰まった本作。
想い人が居るマジェタノが間男に寝取られていく堕ち満載のエロシーンは是非ご覧になっていただきたい。
バズリアもなんだかんだでエロに対しては優秀過ぎるヤツなんで二人の関係を詰めていくこの状況を作ったのは素晴らしかったね・・・

▼回想
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~オープニングが1時間ちょっと、そこからエロ満載に進行するのでじっくり全てを味合うとなると7,8時間ぐらいですかね。
この本編でのプレイ時間は2/3以上がエロシーンとなるのでそれだけシーンの描写が濃いです。
シーン数54種類の多さもそうですが一つ一つ手抜きが一切ないイベントの数々で本当この次第に変化する描写は丁寧。
マジェタノの心の描写によりどう快楽に溺れていくのかって部分も見応えたっぷりで一日じゃ全てを見るのなんて余裕で持たない。
是非このどうしようもない状況下で間男により堕ちていくマジェタノの姿を存分に味わって欲しい。

堕ちの描写が丁寧な分、すぐに堕ちて淫乱アヘアヘ状態になって欲しいなんて人には向かないかもしれないですが、
一度この状況にハマってしまえば圧倒的なテキストの良さにより先が気になる魅力が詰まっている本作です。
配分が難しい堕ちの要素もしっかり納得が出来る内容で、ホント素晴らしいエロシーンの数々でした。

攻略としては自分の場合初周はエロ満載で楽しむのでDエンドからの回収になりましたが、
エンディング回収のしやすさはB>C>D>Aと回収するのが一番楽かもしれないです。
Bエンドは淫乱値30~80を保てば入れるので猶予は長く、それだけあれば攻略の魔力は確保出来るかと思います。
クリア後には1人突入5回目から引き継ぐ事になるのでまずはある程度確保してのBエンドから見るのが楽。
Dエンドからだと淫乱値リセットからもう一度シーンを見なきゃいけないので80まで再度稼ぐのが少々大変。
まぁもう一度最初の頃を味わうって意味でもしょっぱなDエンドを目指すのもありかと思いますが!

シーンでは堕ちの要素も強いので寝取られがそんなに好みじゃなくても楽しめる本編だとは思う。
ただやはりマジェタノの「好きな人を想う心の強さ」もキーとなるので寝取られ要素も大きいです。
END含めて寝取られの要素も十二分に詰まった本作なので「想い人とは違う男に堕とされていく」要素が好みの方に是非。

▼DLサイト(18禁)

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