王道だねぇ!
※ネタバレ注意
伝説的な義賊を父に持つ娘「ルビナ」。
10年前騎士団との戦いに破れこれまでの善行を全て否定された父は「悪の大海賊」と呼ばれるようになってしまった。
そんなレッテルを貼られてしまった父の栄光を取り戻すべく、自ら海賊団を率い大海原へと乗り込んでいくお話。
大海賊の娘「ルビナ」が主人公のRPG作品です。
サークル「とらいあんぐる! 」の最新作となりますが過去作とはやや毛色の違う本作。
過去作ではエロを主導とした作品が多くメインストーリーからエロ満載に話が進む事が多かったですが、
本作は主人公ルビナの生き様が特徴的で目的を持って一人の海賊として歩んでいく事になります。
作者も過去作とは違った方が担当されているので割ときっちりとしたRPGをメインとした作品ですね。
なのでエロの趣向としては不本意にエロに堕ちていく様子などが多く流れ行くままに淫らに変化していくルビナさん。
ライバルキャラとなる「スティーリア」との掛け合いも見所で、
シナリオ、そしてエロとしっかりRPG要素を楽しみながら遊べるそんな最新作。
本作のメインのゲーム要素としてはシナリオを選択し物語が進む形となっています。
用意されているシナリオはメインストーリーが全5章、サブストーリーが6つ。
そのメインストーリー進行にはいくつか条件が存在しており、条件をこなす事でシナリオを進める事が可能。
条件として基本にあるのが「海賊船」の強化。
海賊団を率いていくルビナなのでメインシナリオ以外にもやれる事が多く存在しています。
海賊船を強化し行ける場所を増やしたり、水夫を探し仲間を増やしたり、賞金首を狩ってお金を集めたり。
フリー行動とメインストーリーとを交互に進めていくのが基本となるので割と自由な行動は効くRPGの作り。
ダンジョンに関してはオーソドックスなRPGスタイル。
シンボルエンカウントながらも敵の追尾はなく、また馬を入手する事で雑魚戦すら全スルーが可能。
難易度自体も全体的にゆるめのRPGなので割とサクサクと進行は出来るかと思います。
そして本作もう一つの大きな存在がライバルキャラの「スティーリア」。
昔ルビアの父に救われたスティーリアながらもルビアとはいがみ合う仲で、
時には海賊団にけしかけルビアに対して罠を張らせたり、時には協力関係を築く事になったり。
メインストーリーでは大きな関わりを持つキャラクターなのでライバルかつメインヒロイン的な立ち位置。
そんなスティーリアに関してもエロイベントは多く用意されています。
ライバルキャラながらも中盤からは仲間に加わる関係上シーンの割合も多め。
共に歩む中ボスキャラに敗北する事で発生する敗北系シチュ、また身体を使い誘惑、誘い受けシチュ等々。
敗北系シチュでは騎士さながらのくっころ系のシチュもありつつ割とエロに関しては寛容な子。
臨機応変に楽しむ場面も多い子なので騎士と言っても対人系では案外乗せられやすいキャラクターですね。
ルビアに対してのエロシーンも構成としてはスティーリアと同じく、
敗北系やイベントでの売春に近いシチュ、また仲間を誘う際には「身体で支払う」選択で誘い受けが可能。
ルビアのシーンに関してはメインストーリーとの時系列の関係上エロに堕ちていく様子は少々見えづらい。
というのも例えば「身体で払う」場面ではメインストーリー中まだエロに対し億劫な場面が描写されていながらも、
こちらの選択をするともう何回もこなしてそうな姿が見れてしまいこんなキャラだったっけ?となりがち。
序盤の猿との手コキシチュからどうエロく変化するのか期待してただけに全体的な構成がちぐはぐだった印象はある。
ただエロシーンの繋がり自体を気にしなければ敗北系では陵辱シチュを楽しめ、
時には仲間の海賊団に対しても支払いを怠れば犯され、売春おねショタ等々様々なシチュは体験出来る。
絵のクオリティの高さは十二分にある作品なので気にしすぎなければ本番をメインにエロ要素は楽しめるのかなと思います。
また本作にはエロシーン全てにアニメーションが実装されています。
動きとしては前後左右のピストン運動に加え息づかいが見えるような動き。
特殊な騎乗位でのうねる動きなどの変化等はなくこの辺はやや一定の動きしかないようには見えるかな。
それでも視覚的には一枚絵とは違う楽しみもあるので本番してる感はより強い。
大体シーン回収しながらの進行で3時間程度のボリューム。
シナリオに関しては全5章と短いながらもお話としては最後まで王道を通したRPGでした。
戦闘中でも揺れる立ち絵含めて軽く遊べ、スティーリアとの掛け合いを混ぜる事でより広く楽しめたかなと。
色々要素はありつつも割とシンプルに遊べるRPGなのでサクッと遊びたい方に向いてるゲーム。
エロに関しては過去3作のRPGを遊んできた身としては少々ちぐはぐだった印象ですかね。
敗北エロでは騎士のスティーリア含め責められつつもなんだかんだで感じてしまう姿はスケベ増しで良き。
しかしイベント系では突然エロに興味津々で上位に立つ姿も多く見られていつこうなったのかの描写がない。
エロの発生ポイントにある程度自由が効くってのもあって見せ方が少し難しかったのかなって印象。
その分絵の質自体は良い作品ではあるので、
スティーリアのくっころ敗北系、実は元々から結構なスケベの対人系エロ、
ルビナの様々な敗北、売春、犯され、などなどえっちな姿のシーンは揃っています。
2キャラ居る分基本絵の少なさは感じましたが絵柄、キャラが好みであれば体験版から是非。
▼DLサイト(18禁)
タグ