ril001

まだまだこれからの展開も見たいよおおおおおおとなる良作

※ネタバレ注意
ril002

女性のみを狙い攫っていく組織「ハメルダー」。
夜な夜な現れるハメルダー達に女性達は日々怯え外出すらも出来ずにいた。
そんなハメルダーを討伐するべく生まれたある少女達が居た。
その少女達の名は「魔法闘姫」。
戦う衣を身に着けた少女達は日常を取り戻すため、今日も戦い続けていく。

悪の組織と戦う少女達が主人公の作品「魔法闘姫リルスティア」が先日発売されました。
本作は有名なイラストレーターさんが作画を担当されたえっちな同人ゲーム。
ひょんな事から魔法闘姫に選ばれた少女がある信念の元悪の組織ハメルダーと戦い続けるお話です。
短編作ながらも演出、バトル、そしてエロと一本通して非常に遊びやすくまとまったエロRPG。
過去エロRPGを作られた経験のある方とタッグを組んでいるようでシステム部分も抜かりなし。
個人制作らしい演出も光る作品で、まさに好きな要素を詰め込んだ魔法少女モノRPG。

ril003

本作の主人公は大人しい性格の姫理凛。
学校では控えめな態度故にクラスの皆からは弄られがちで守ってあげたくなるような少女。
図書委員な事もあって家に帰るのが遅く、そんな時に姫理はハメルダーに襲われてしまいます。

しかしそこに現れた「魔法闘姫フロスティア」に救われたのをきっかけにフロスティアの正体を知ってしまいます。
姫理はその人物と関わる事で力の源である「精霊」に内に秘める能力を見出され関係が近づいていく二人。

そしてある日、フロスティアがハメルダーとの戦いに苦戦し、姫理は精霊に呼び出されます。
ただまだ戦える力もない姫理は逆に足手まといとなりフロスティアはハメルダーに敗北を喫してしまう。
その事をきっかけに「魔法闘姫リルスティア」として目覚めた姫理。
姫理は連れ去られたフロスティアを救うべく、リルスティアとなり戦うそんなストーリー。

ril004ril005

本編ではストーリー仕立てで物語が進み全5話用意されています。
1話毎に姫理はリルスティアに変身し、目的となるフロスティアを救う為怪人と渡り合っていく。
冒頭や本編最中にはアバンが差し込まれ、まるでアニメ作品を見ているかのよう。
この演出の拘りはあまりエロRPGでは見られない作りで、世界観にすんなりと入り込めるストーリー展開。
悪の組織vs魔法少女という王道タイトルながらの拘りは凄く感じられる本作ですね。

ril006ril007

ハメルダーと戦うのがメインとなる本編ですので戦闘も用意されています。
戦闘で重要となるのが魔法闘姫特有のバリア。

戦闘開始時点でリルスティアは10回分の攻撃を抑えられるバリアが与えられます。
バリア状態では攻撃をホトンド受け付けない状態となり開始時点からは無双の如く硬さを誇る魔法闘姫。
ただバリアが剥がれてしまうと大ダメージを受けてしまうのでボス戦ではこのバリアをどれだけ維持出来るかが重要。
耐え続ける事で非常に強力な必殺技を繰り出せるようになるので、大逆転する様は魔法少女らしい戦闘演出。

またステータスもいくつか振り分けが出来、道中入手可能なアイテムを使ってステータス強化が可能。
振り方によっては雑魚戦を一瞬で葬れるスキルなんてのもあるので色々試してみると良し。
戦闘自体は雑魚戦等はサクサク進行、ボス戦では大逆転劇が味わえる、良く出来た作りですね。

ril009ril010

そして本作一つの見所となるのが戦闘エロ。
通常バトルではバリアの恩恵もありダメージ自体は受けづらいんですが「拘束攻撃」が用意されています。
拘束状態になってしまうと抜け出せない限りはこちらから攻撃が出来ない状態となりピンチに陥る。
この拘束バリエーションが非常に豊か。

腕を捕まれ拘束された状態から、そのまま押し倒され掴まれてしまう状態、
怪人によっては舌を使った拘束攻撃などなど様々な攻撃パターンが用意されています。
抜け出せないままいると状態も悪化し、最終的にはそのまま犯される場面にも移行していきます。

戦闘中でのエロへと移行する演出も見事で、見応えのある戦闘エロに仕上がっている。
HPが低い状態でも立ち絵が変わったり必殺技演出も拘っていたりと、通常戦闘でも演出が光る本作。
拘束自体はEP技で抜け出せますので先に進めたい場合は余裕を持ってバトルを行うとスムーズな進行は可能。

ril011ril012

戦闘エロから繋がっていくのが本番エロシーン。
シーンの内容としては基本的には陵辱シチュがメイン。

ただ怪人の持つ特徴として一種の媚薬効果が含まれています。
リルスティアは必死に抵抗するものの、その効能故に嫌だけど感じてしまう内容。
この快楽とのせめぎ合いの様子はよく描かれており、シーン中での差分もかなり多め。
モノのように扱われ強く責められてしまい目が虚ろになっていく様子、抗い続ける様子はしっかり。

また1シーンそれぞれ内容の濃さも十分用意されており、事後の様子もまた違った絵で描かれていきます。
犯された後にはゴミ捨場に捨てられ惨めな姿を晒されてしまうリルスティア。
ボス戦では一度目敗北、二度目敗北での違うシチュもあり、どっぷり怪人側へと引き込まれる姿も。
観衆の前で晒されカメラを向けられてしまう姿はホント惨めでかわいそうで抜ける。
全5話ではあるものの基本絵が多く用意されているのでエロのボリュームは少なくは感じませんでした。

▼回想
ril014

大体本編は3~4時間ぐらいのボリューム。
魔法少女モノらしい戦う演出はお見事で、ストーリー含め世界観に入り込める作品でした。
ちょっとした演出も見応えはある内容でプレイしてて先を追いたくなるゲームでしたね。

戦闘エロも怪人毎に変わったシチュエーションを見られつつ、そこから更に進んでいくエロシーン。
陵辱さながらのリルスティアの絶望を味わっていく様子はまた捗る内容でまさにかわいそうだけど抜ける系。
媚薬効果はあるもののそこまでよがり狂う訳ではなく、あくまでも嫌だけど感じてしまう描写。
1シーンそれぞれの演出は陵辱を主体とし、敗北したというその事実を突きつけられる惨めさはたっぷり。
ゲームオーバーまで進むEND系もまた見応えはある内容に仕上がっており最後には堕ち演出も。

戦う力を手にした魔法少女が時にはカッコよく、時には敗北し惨めを晒すRPG。
遊びやすくもありつつ演出も拘っている作品ですので魔法少女モノが好みの方は是非オススメしたい。
敗北しながら進めるとまたストーリー展開も地味に変わってきたりもするので一度は敗北しながら遊んでみて欲しい。
このまま犯され続けたら・・・と葛藤する姿も良い演出でホント最後まで色々楽しめる作品でした。
本作では第一章的な終わり方でしたが是非今後の展開も期待したい作品。いやー良いゲームじゃった。

▼DLサイト(18禁)

タグ