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終わってしまったんだなって思いもありつつ可愛くえっちな蓮華がいっぱい見れて僕は大満足だよ

※ネタバレ注意
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今年5月、シリーズ最終作「美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-」が発売されました。
自分は商業エロゲのジャンルをあまり遊ばない人なんですが唯一ハマったのがこちらのシリーズ。
いわゆる抜きゲーというジャンルにはなるんですがグラフィックの高さに加えてストーリーが特に魅力的な作品。
3作目を遊んでからは過去作を漁り、今まで全てのシリーズを網羅してきた程。

そんな美少女万華鏡シリーズが1作目発売から9年の時を経て遂に完結致しました。
発売から少し経ってからのプレイにはなりましたが、いやぁホント良い作品でした・・・

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最終章の舞台となるのはホラー作家深見の現実世界。
主人公となる深見は作品のネタを探しにある旅館へと訪れる事になります。
人形の間と呼ばれる部屋に興味を示した深見はこの場所へと訪れ、そこで一人の少女「蓮華」と出会います。

シリーズ通して始まりとしてはこの旅館に訪れた所からスタートするのが定番でした。
しかし過去作では蓮華との関係は描かれる事はなく、蓮華の見せる「万華鏡の世界」を描いてきました。

一作目では吸血鬼の少女との恋愛を描いた世界、
二作目では幼馴染との不思議で歪な愛を描いた世界、
三作目では荒廃した世界の中自身の造ったロボットとの愛を描いた世界、
四作目では禁断の兄弟愛を描いた世界、

など過去作では現実世界とは別の舞台で物語が描かれてきました。
主人公も深見とは別人格となるのでそれはそれで新鮮で楽しかったものの、
蓮華に関しては一切触れられてこなかったのが今までの過去作。
しかし本作の舞台は万華鏡の世界ではなく現実世界。
蓮華の正体、万華鏡とは一体、遂に本当の真実が語られます。

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本作の物語では有名作家「皇公暁」の受賞パーティでこの旅館が選ばれた所から本編が始まります。
今までは個人で来ていた旅館でしたが初めて他の人と訪れる旅行。
しかしパーティも束の間、ある事件が旅館の近くにある「私立讃咲良学園」で発生します。
学園内で不可解な事故が多発し、呪いのようにある一種の宗教的な行動に生徒達は憑かれていく。

二人はその怪奇な事件「青蜘蛛の呪い」を解決するべく学園に乗り込んでいくってのが今作のお話。
今まで以上にホラー作家の特徴を活かしたオカルト&ミステリーにふさわしい舞台になりますね。

登場キャラクターで今作良く描かれているのが皇先生。
非常に多様な知識を持った先生で心理学を元に事件を解き明かしていく。
論理的に情報を集め糸口を掴んでいくその手腕は見所。見ていて興味の惹かれるキャラクターの一人。

反面主人公深見はいつまでも少年心を忘れないオカルト好き。
二人の対比は物語に大きく影響し、ミステリー要素を中心に事件へと向かっていく。

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そして忘れてはならないのが蓮華の存在。
今までの作品では蓮華を意識して「見る」事の出来る存在は主人公の深見のみでした。
しかし今作はある事をきっかけに他人からも意識出来る存在へと昇華し、学園に通うことになります。

本編では蓮華と常に行動を共にするので蓮華要素はたっぷり。
蓮華にはもう目がない深見先生なのでそのいちゃいちゃっぷりは見ていて恥ずかしい程。
でもなんだかんだでそういった愛情表現を求められると嬉しくなってしまう蓮華の姿はめっちゃかわいい。
直接言葉をかわす機会の少なかった二人なのでようやく見れたんやな・・・と思えて追ってきた身からすると感慨深い。
ライバルキャラとして登場するもよかちゃんとの可愛らしい主人公の取り合いはええもんやで・・・

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物語の中心となるのがこの怪奇事件でボリュームもかなり多い。
その事件解決の合間には蓮華や主人公、万華鏡についても少しずつ明かされ真相へと迫っていく。
特殊な存在である蓮華が居るのでオカルトの要素もありますが、
ベースはミステリーではあるので突拍子な部分もなく本編は怪奇小説を読んでいるかのよう。
皇先生の存在は大きく、ストーリーはホント興味深くて面白かったですね。

そして最後に待っているのが怒涛のエロシーン。
いちゃいちゃ要素満載だった二人の関係は最後の展開をきっかけに繋がっていきます。
これは抜きゲーか?と言われたら疑問を呈しますがシナリオもエロも素晴らしいからええんじゃい!

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美少女万華鏡シリーズといえばやはりまず出てくるのが画力の高さ。
透明感のある女の子の姿はエロシーンでも映える部分でとても素晴らしい。
しかも一部のシーンではアニメーションも付いており更に抜けるイベントの数々。

そしてもう一つ象徴的なのがスケベテキスト。
おちんぽおまんこ等々直接的な表現をバンバン活かしたテキストが特徴的で今作も健在。
「えっちボタンおしすぎぃ♡」なんて発しちゃいますからね、これだけ見たら笑っちゃうんですが良いんですわ。
このバカになるテキストは今まで以上に多く、蓮華とのいちゃらぶで乱れた姿なんてのはそりゃもうたっぷり。

怒涛のエロラッシュは10シーン以上続くモノとなっており様々な場所、シチュで行為が行われていきます。
配分もうちょい考えろよと思うかもですが蓮華とのエロは最後だからこそ良いって部分もあるっちゃある。
色々あったからこそのこの怒涛のエロラッシュに繋がるのでお待ちかねのエロで皆精根尽き果てようぞ・・・
ちなみに蓮華以外は編集者のおっぱいちゃんともよかちゃんのエロルートもあり。
ここまで追ってきた方なら蓮華一筋な気もしますが違ったえっち展開もまた味わえます。

遂に深見先生と蓮華との物語が描かれる最終作の内容は文句なしに素晴らしかった。
多くの伏線を回収し二人が結ばれていくその繋がりは集大成にふさわしい。
ラストはアレで終わりがキリ良かった気もしたんですがまさかのおまけえっちも見れたのでそれはそれでね!
抜きゲーというよりもシナリオが多くを占める作品ですがしっかり読める内容なので興味が出たら是非遊んで欲しい。
ここまで溜め込んできたモノを全て詰め込んだシリーズ最終作。
終わってしまうのも寂しいですが素晴らしい作品じゃった・・・もっかい抜いてこよ・・・

▼DLサイト(18禁)
 

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