遊んでておもろい上にちゃんとムラムラさせてくるから困る
※ネタバレ注意
生まれた時から顔に刻まれた酷い痣の影響でカエルの兜を常に身につけている一介の傭兵トード。
決して類稀な才を持った訳ではないトードは大きな争いには関わる事はなく傭兵としての日々を送っていた。
そんなある日、隣町への護衛の依頼を請けた際、一人のババアからあるアイテムを託される。
謎のババアから託されたアイテム「スピンドル」。
スピンドルを手にした時から身に起きる不思議な現象、そして夢の中で出会う謎の少女。
果たしてスピンドルが見せる現象はトードにとって助けとなるのか、それとも悪魔の囁きなのか。
スピンドルに魅入られたトードはその日を堺に大きな争いへと巻き込まれていく。
スピンドルから発せられる現象を解き明かす物語
主人公トードの目的は一つ「終わらない一日を終わらす」事。
スピンドルを手にしたトードはまず一つ大きな現象が発現します。
その現象の一部となるのが「欲情した女をどんな事でも従わせる」能力。
スピンドルを目の前にかざすだけでどんな女でもトードに逆らえなくなり、常識が改変される事になる。
初めて出会う女でもかざすだけで感情が揺さぶられ、さも当然の行為のように受け入れてしまう。
強い意思を持った女の中には抗う姿勢を見せる事はありつつも記憶さえも消せる非常に強い力。
またその人間だけでなく周りの環境すらも巻き込むのも可能で観衆の前での行為なんてのも。
ただ一つ欠点があり、それが「終わらない一日」。
強い力を得た代償としてトードは一日のループの中に捕らえられてしまいます。
欲を満たす事は出来るがこの「終わらない一日」をどう切り抜けていくのかってのが作品のテーマ。
運命を改変し未来を掴め
実際プレイとしては終わらない一日を繰り返す事になるので意味のない行為にも思える。
いくらお金を稼いで強くなろうとも同じ日々を繰り返すのなら未来なんてのは見えてこない。
しかし大きな運命改変が行われると時間が経過していないのにも関わらず世界が激変する。
例えば傭兵としての実績を積めばちゃんと昇格し国に認められるまでにもなる。
依頼の少なかったブロンズ階級からあれよあれよとトードは昇格し周りの環境すらも変わっていく。
一日という時の中に捕らえられながらもトード自身の身の置き方がこれによって大きく変化していきます。
トードは運命を改変する事で帝国、そして反乱軍にも認められ様々な道を歩んでいく。
これは意味のない行為なのか、それとも明日への光となるのか。
各視点で描かれていくそれぞれのストーリーは非常に見応えは多い。
「一日を繰り返す」のが大きなテーマの作品なので正直はじめはそんなに変化のない作品かと思ってました。
ただ実際にプレイしてみると展開も様々で本当に時が過ぎていないのか？と疑問に思える大胆な運命改変。
中盤からは帝国軍につくか、それとも反乱軍につくか、ルートも分岐し様々な展開が描かれる。
どっちにも就ける傭兵という立場を活かしたトードの立ち回り方も面白い。
そしてこの作品を遊んでて思ったのがエロシーンに独特なエロさがある所。
キャラクターが総勢20名以上登場するので各キャラのシーンは決して多くはないです。
しかし描かれるシーンは常識改変の大胆さは光る内容でその場の空気感を一気に変えてくれる。
幼なじみ、娼婦、帝国の貴族、反乱軍の仲間などなど、キャラクターも深く描かれエロさは十二分。
かなり個人的な好みなんですがシスターの口元隠しフェラがあったのもめちゃくちゃえっちで良き。
ボリュームのある作品なので現状まだ全貌は見えておらず反乱軍ルートを終えた今。
内容としてはストーリー性重視ながらエロもしっかり味わえるので常識改変系が好みの方なら合うかと思う。
まだまだ謎が残りつつこれからどう展開していくのかが気になる輪淫のスピンドル。
聞いた話では終盤更に怒涛の展開が畳み掛けてくるらしいのでこりゃ良ゲーの匂いがぷんぷんするねぇ！
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