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これは英雄

※ネタバレ注意
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反乱軍ルートから帝国軍ルート、そして真END。
一人の男によって大きく変わりゆく世界も無事エンディングを迎えました。
個人的に一番驚愕だったのがCの姿なんですがあれをあれするトードさんマジ漢。

そんなこんなで最後まで終えたので改めていろいろ語っていこうかなと思います。

従わせる能力を活かしつつも歩む道は外れないメインストーリー

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本作の大きな特徴としてあるのが基本フリー行動メインな所。
傭兵として依頼を受け物語が展開されるのを基本としつつ、
スピンドルという従わせる能力を使えば好きな女性とヤるのなんてのは比較的簡単。
どんな状況においても強制的に従わせ、有利な状況を生み様々な情報を得て物語が進展していく。
戦闘も全てオートで進行し各種依頼をこなすだけで問題はないので非常に遊びやすいシステムでしたね。

ただあくまでも欲情する時に働く効果なだけであって全てを能力に頼らない点が面白い要素でした。
強制的な常識改変能力を所持しながらもトード自身の起こす行動はサポート役。
帝国軍√反乱軍√共に作戦の指揮をするのは組織側の人間でいわば救世主的なポジション。

実際この能力があればゲス男となり支配するのは難しくはなさそうながらもそうはしないトードさん。
この辺は一日の制限があるってのが前提として大きかったりはするんですが、
強力な能力に決して溺れないトードさんの人柄の良さはこの作品の魅力の一つでしたね。
だからこそ帝国END最後の状況は少し寂しさも感じたり。ドえっちだったけども。

欲望のままにえっちを堪能するエロシーン

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そんな主人公ながらもヤる時はちゃんとヤってくれるのがトードさんの良い所。
欲情する女性を前にすれば常識を改変し、さも当然のように相手にその状況を受け入れさせる。
貴族の女達もまずはメイドを手籠にしてそのついでに奥様まで一緒に食っちゃう豪胆さ。
時には「変身能力」という要素も登場しオークとなりボコォと犯すシーンも見れたりも。

シーン内容としては常識改変というとかなり自分本位なシーンに感じるかと思います。
催眠状態に陥れ場の空気そのものを作り変え好みの状態で楽しむなんてのは想像に容易い。
ただ実際はどちらかと言えば「受け入れさせる能力」に近いのかも。

こうなるかもしれないという人間誰しもが思う感情を受け入れるように仕向けるのがシチュのメイン。
完全に人柄そのものを変える事はなく、なるべくしてなるそれぞれとのえっちシチュ。
キャラによってこの辺は差異があるんですが「強制」というよりかは「状況を作る」改変の要素。
表現が少し難しいんですがだからこそ状況に応じたシーンは一つ一つ見応えのある内容でしたね。

スピンドルに選ばれた男の英雄譚

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強制改変能力を持つ主人公ながらも話の構成は丁寧かつ新鮮で非常に楽しめる作品でした。
合間合間に挟まるエロシーンも各キャラ毎にシチュの違いは多くしっかり抜ける。
似たようなキャラってのもホトンド居ないのでどのキャラも程よく味わえる内容。

全体通してお話を読み進めながら楽しむエロゲーとしてはオススメ出来る作品。
めんどくさいシステムってのもなかったのはホント手軽でストーリーも読みやすい。
やはりキャラが多い分個別ENDも見たくはありましたが唯一あるオリヴィエENDは出来が良い。
キャラクターの個性やシチュ含め手広く楽しみたい方ならエロ要素も十分楽しめる作品だったかと思う。

完全催眠シチュとはまた少し違う、常識を改変しエロを味わうトードという一人の男の英雄譚。
ストーリー、エロ、キャラ個性、それぞれ魅力が詰まった作品なので気になる方は是非遊んでみてくだされ!

▼DLサイト(18禁)
 

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